シンギュラリティとは?|2020年に激変した仕事環境とAIロボット時代を考える

シンギュラリティとは?|2020年に激変した仕事環境とAIロボット時代を考える
この記事で判ること
  1. シンギュラリティとは何か
  2. 2020年1月 日本の人口
  3. 2025年 日本の人口問題
  4. 2020年に訪れた働き方の変化
  5. シンギュラリティ到来と菅内閣の新政策

2020年は新型コロナウイルス(以下「新型コロナ」と略)の影響で、日本の働き方が大きく変化した年になりました。人口減少が続き、さらに人口構成が労働力不足にむかっていく状況で、シンギュラリティ・技術的特異点(以下「シンギュラリティ」と略)とAI・人工知能(以下「AI」と略)、2025年の日本の人口に関する問題について再確認しました。

シンギュラリティとは?

シンギュラリティは、AIなどの機械的知能が、人間の知性を超越する転換点であり、シンギュラリティによって、社会が劇的に変化する出来事を指します。

2人の学者が語るシンギュラリティ

アメリカの数学者でSF作家でもあるヴァーナー・シュテファン・ヴィンジ氏は、1993年に著作「The Coming Technological Singularity」の中で「30年以内に技術的に人間を超える知能がつくられる」としていました。
アメリカの人工知能の権威であり発明家のレイ・カーツワイル氏は、2005年に著作『The Singularity Is Near:When Humans Transcend Biology』で「特異点は近い The Singularity is near」と宣言しています。

シンギュラリティ到来は
加速する?

シンギュラリティの到来は、レイ・カーツワイル氏の未来予測によると2045年といわれています。
シンギュラリティが活発に議論されるようになった要因に、AI分野で「ディープラーニング」と呼ばれるシステムが登場したことがありますが、このディープラーニングによりAIの実用性は飛躍的に向上しました。
そして、日本企業は人口構造的に業務の効率化と生産性の向上を迫られている環境であり、加えて、働き方改革、新型コロナの影響で、AIやロボットの活用を加速させる必要性が高まっています。

ディープラーニングの登場

ディープラーニングは、人間の脳内の神経細胞(ニューロン)の仕組みを模した数学モデル「ニューラルネットワーク」を多層構造で活用し、入力した大量の画像やテキスト、音声データなどの特徴を段階的に深く、自動的に学習することで、対象物の特徴を学習し識別するAIシステムです。

日本の人口に関する2025年問題

日本の2025年問題の1つとして人口問題があります。日本の人口は減少が続き、さらに超高齢社会に突入。労働人口が減少するため、企業は効率化・生産性向上の必要に迫られています。

2020年1月
日本の人口は50万人以上減少

2020年1月、総務省が発表した「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和2年1月1日現在)」によると、日本の人口は前年比で50万人以上減少し、1億2,713万8,033人となりました。
2016年から日本の人口は減少化をはじめ、厚生労働省の予測では、2025年には1億2,066万人まで減少するといわれています。

2025年労働人口が減少し
超高齢社会へ

人口減少が進むことに加え、2025年には団塊世代(1945~1950年生まれ)が75歳以上の長期高齢者になるため超高齢社会になります。
リクルートワークス研究所が2016年に発表した「Renovate and Reinvent our workstyle by 2025」では、2025年の労働人口は6,091万人、2015年の6,274万人から183万人減少すると予測されていました。

住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和2年1月1日現在)」総務省
日本の人口の推移」厚生労働省
今後の高齢化の進展 ~2025年の超高齢社会像~」厚生労働省
Renovate and Reinvent our workstyle by 2025」リクルートワークス研究所

働き方改革×新型コロナで
仕事環境が激変

日本では、2019年から労働環境を変えていこうとする動き・働き方改革がありました。さらに、2020年は新型コロナの影響で、就労の仕組みが激変したといえるでしょう。

働き方改革

2019年4月1日に働き方改革関連法案が施行され、長時間労働の解消や生産性向上のための取り組みが動き出しました。多様な働き方を実現するための改革です。

働き方改革 特設サイト」厚生労働省

新型コロナ

2020年は新型コロナの影響で、出社しないテレワークという働き方が、現実として求められる事態になりました。
必然的に業務の効率化も進み、さらに、感染拡大防止のため、生産性を安全に維持するために、人に頼らない業務の推進が求められるようになっています。

AIとロボット活用が加速し
政治が変われば

AIの活用がディープラーニングの登場により現実的になり、人口構成的に対策が必要であった労働人口の減少に加え、働き方改革と新型コロナの影響で、AIもロボットの導入も加速していくことが考えられます。
シンギュラリティが到来した世界は、想像もつかない新しい社会、生活スタイルになるといわれていますが、どんな未来になるかは、明確ではありません。
語られる未来からの希望的な事柄と、現実として動いている日本・政治の変革から、新世界へ望むことを考えてみました。

ハンディキャップがなくなる

生まれながらに、育っていく過程で、予想外の事故や病気で、体が不自由になったとします。AIとロボット技術が加速度的に進化してくれれば、不自由になった体を補うシステムが登場してくれるのではないでしょうか。
人間の脳、記憶をAIが補助するともいわれています。記憶力の差なども、なくなる世界がきてくれる可能性もあります。

自由が手に入る

AIとロボットの導入に加えて、社会システム全体が変革すれば、自由な時間が増えることも考えられます。
2020年9月16日に発足された菅義偉内閣は、ベーシックインカム(basic income)・国民に対して政府が最低限の生活を送る為に必要な額の現金を定期的に支給する政策を急浮上させました。

AIとロボットの導入による新しい想像以上の世界と、新しい政策による誰もが安心して暮らせる生き方ができたら、たくさんの人たちが、不自由のない人生をおくれるのではないでしょうか。
そんな時代に生きられるだろう若い世代の幸せな人生を心から願っています。

2020年10月23日
文:Yoshinori.Takayama

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